研修会社選びには→営業研修プロ
こんにちは!集客コンサルタントの藤木美香です。今回は、「営業が苦手」「営業がうまくいかない」という方に向けて、簡単に克服出来るコツをご紹介します。
新人の方でも、営業経験が長い方でも「営業が苦手」と感じている方は多いでしょう。
私は、21歳の頃から13年以上していますが、「営業は、大の苦手!」でした。
コミュニケーション能力が低かったですし、元々は人見知りがひどかったです。そんな私でも、営業売上3億円以上を獲得し今は営業講師として活動をするまでになりました。
営業が苦手なあなたも、劇的に得意になることが可能です。
この記事を読めば、営業に自信を持つキッカケが得られます。営業が苦手という気持ちを克服して、毎日のモヤモヤを解消してください。
そうなれば、モチベーションが下がることなく営業活動に取り組めるでしょう。そして、今よりも売り上げや結果が向上していきます。
何事も本当に大切なこと、本質はシンプルで簡単です。それを、素直に受け入れられる自分かどうかが運命の分かれ道です。
目次
営業が苦手でも、簡単に克服出来る3つのコツ
あなたは、なぜ営業が苦手だと思っているのでしょうか?理由は、
- 話すのが上手くない
- 内気な性格
- コミュニケーション能力が低い
- 自信がない
- ネガティヴ
などでしょうか?
営業が得意だと、あなたが思う人を思い浮かべてください。きっと、その逆ですよね。
- 話すのが、上手
- 外交的な性格
- コミュニケーション能力が高い
- 自信がある
- ポジティヴ
下手より、上手な方が確かに良いかもしれませんが、、、本当にこういう方だけが営業が得意なのでしょうか?
上記の条件を満たす人って、昔のクラスメートや今の会社で考えてみても実は少数派です。
当てはまらなくても大丈夫です。私も、全く当てはまらないです。
苦手・下手と思っているということは、誰かと自分を比較しているからではないでしょうか?
営業が出来る人間と比較をしない
「同じ営業部で、売上NO1のあいつ、、、見た目も、さわやかだしズルいよなぁ。」
「よく、あんなペラペラと言葉が次から次に出てくるなぁ。俺には無理だ。」
こんなことを思ったことはありませんか?
比較すると、どうしても卑屈になったり自分が嫌になったりしてしまいますよね。私も、よく人と比較して落ち込んでいた時期がありました。
目の前や近くに、営業が出来る人間がいるのは実はラッキーなことです。良いと思うところは、マネしまくれば良いです。
そして、そこから自分なりのやり方が出来てきます。私は、パクりまくりました。話を聞いたら、すぐに同じことを話せるくらいになりました。
そのおかげで私は、今では話せることも多くなりました。しかし、今でも、決して話が上手いし得意という訳ではありません。
もちろん、知人のトップセールスマンの中には「話の天才」というくらいレベルの方もいます。
しかし、営業で結果を出している方の全てが話が上手いから売れている訳ではないです。元々は、話や営業が苦手だったという方も多いです。
営業が出来る人と比較して落ち込むのではなく、どこが良いのか?違う部分のギャップを埋める為の分析に活用しませんか?
営業が出来る人を見て「すごいなぁ」と思う部分・あなたが気付ける長所は、必ずあなたの中にも存在している要素だから気付けるんです。
人は、自分の中に全くない要素には気付くことも見ることも出来ないと言われています。(見た目の話ではなくて、中身の話です。)
ということは、自分の中にある要素に憧れているようなものなんですね。
だから、安心してください。
「あの人のようにはなれない」なれなくても大丈夫です。すでに、良いものは自分の中にあるということです。
比較して、苦手だと思う前に「比較出来るような、すごい人が近くにいるラッキーな自分の状況」に感謝が出来れば素敵ですね。
営業が苦手だという自分の思い込みに気付く
営業に苦手意識がある場合、どうしても苦手や出来ないことばかりに目や意識がいきます。
苦手なことばかりフォーカスをしてしまうと、悪循環になります。
苦手な部分を、見ないようにするということではありません。今、実際に営業をしているのであれば必ず出来ている部分もあるはずです。
この部分は得意かもしれないということがあるでしょう。
得意なことや、得意まではいかなくても出来ていることを紙やパソコン・スマホに書き出してみて下さい。
思いつく限り多く書きましょう。最低でも、10個は書いてみましょう。
- マメに連絡をするところ
- 資料が見やすく作れる
- 挨拶は元気よく出来る...
など、なんでも良いので、なるべく多く書いてみましょう。
ただ、「どうしても、得意なことや出来ることなんて思いつかない」という方は、「苦手なこと」を出来る限り書き出して下さい。
たくさん書けましたか?
見ていて嫌な気分になるかもしれませんが、大丈夫です。
苦手と思っている部分こそが「あなたの強み」という場合があります。
実は、苦手なこと、得意なこと・長所や短所は紙一重です。いつでも、クルッとひっくり返ることがあります。
例えば、「明るくて、話も上手で外交的だなぁ」とあなたが思っている人の事を、違う人は「しゃべり過ぎだし、うるさくて空気が読めない人だなぁ」と思っている場合があります。
不思議ですが、結局は、相手がどう感じるのか?で変わります。意外と、自分が思い込んでいるだけの場合が多いです。
「営業が苦手」と思い込んでいるうちは、きっと苦手なままでしょう。
こういう事を言うと「自分で思い込んでいるだけではなく、先輩や同僚に言われたからです。」と反論する方もいますが、誰かに言われたとしても「苦手と思わない」人は思わないです。
言われても言われなくても「営業が苦手」と思い込んでしまっているのは誰でしょうか?
「あなた自身」ですよね。
「じゃあ、どうすれば良いんですか?思い込みを外せません。」という声が聞こえていそうですが、どうすれば良いか?と考えると終わりません。
「自分自身が、営業が苦手だと思い込んでたんだなぁ。」と、プラスでもマイナスでも、ネガティヴでもポジティヴでもなく素直に受け入れてみてください。
それだけで良いです。「それだけ」して下さい。「どうすれば良いか?」の答えは、シンプルに「どうもしないこと」です。
こんなことして何になる?とか考える人は、ずっと同じところをグルグル回りますが、お金も時間もかかることではないので素直に感じてもらうのが良いです。
騙されたと思って、やってみてください。受け入れるだけ。私は、これで楽になり軽くなれました。そして、結果が変わりました。
とても簡単で、オススメの方法です。
さらに私の場合は、”人と会話をすること”や”コミュニケーションをとること”自体が苦手だったので、営業自体に悩むことは少なかったです。
どうせ出来ないことなので、0→1になっただけで喜べました。
「営業が苦手」と思えている方は、実は幸せかもしれませんね。同じくらい、たくさんの得意なことがあるから思えるんです。
全てが出来ない前提なら、私のように悩むというスタートラインにも立てないのです。
しかし、全てが出来なかった私でも結果を出せたのは「営業が苦手」だったからです。
営業が苦手な人の方が、出来る営業マンになれる
実は、出来る営業マンは元々は営業が苦手だったという人が多いです。ほとんどの方が、売れていない時期を経験しています。
最初から、スーパーマンのように結果を出していた訳ではありません。(中には、本当に最初から簡単に結果を出すセンスのずば抜けて良い方もいますが、珍しいタイプです。)
苦手だからこそ、試行錯誤をして、色々な行動をチャレンジして営業の成果を出すやり方を見つけるのです。
しかも初めから出来る方は、考えることをしないし苦労をしないので出来ない人の気持ちが分からず、教えるのが下手な場合があります。
部下が出来た時に、こういう営業マンは困ります。
苦手だから、全てがダメという訳ではないんです。
営業が苦手・売れていない時期を経験しているからこそ、身につけられる事があります。
トップセールスマンの知人の話ですが、営業を始めて1年は全然売上が上がらなかったそうです。
思い悩み、ずっと本屋に通い営業書を読みまくりました。本に書いてある、「営業で売れるテクニック」を素直に実践しても、なかなか結果には結びつきませんでした。
それでも、何か答えを求めて本屋に通い続けていたある日、営業書の本棚に営業の本ではなくマネージメントについての本が並んでいたので手に取りました。
日本でも話題になった、ドラッガーの本です。
何気なく読み進めていると、「営業は物やサービスを売るのではなく、顧客ニーズや市場の動きを見て提案するものだ。」という事が分かり、彼の行動が変わりました。
顧客と近い存在でありながら、専門知識を活用して問題を解決することが出来れば結果は出てきます。
今では、その時に磨かれた営業能力を活かして会社の経営をしています。
もし彼が初めから営業が出来て苦労をしていなければ、今の彼の結果はないでしょう。壁に見える出来事には必ず意味があります。
営業が苦手な人は、営業が得意な人より可能性を秘めているということを忘れないで下さい。
この記事を書いている私自身も、営業が苦手な人間の一人です。今読んでくれているアナタよりも、苦手と感じていたと思います。
本当にそれくらい、当時の私はひどかったです。
営業には絶対向いていない私(藤木美香)の話
私自身の経験を、少しご紹介しようと思います。
藤木 美香 (2017年3月、34歳)
- 集客コンサルタント
- 営業講師
- 2012年から、株式会社リヴエイドの経営
- 営業アポ.comの運営
- 営業は21歳の頃から、フルコミッションで経験している
実績を書くと、すごく営業が得意で向いてそうじゃないですか?
実は、全くそうではありませんでした。どちらかといえば、絶対に向いていない人間でした。
- 人見知り
- 根暗
- 口下手
- コミュニケーション能力は低い
- 空気読めない
- 友達は少ない
- 漫画オタク
本当に、「なぜ、営業の仕事をしようと思ったの?」と聞かれるような人間でした。
昔の私を、今の私が見たら「絶対に営業には向いていない!」と確実に思うはずです。
ダメ営業マンでした。
嘘をついても得はないし、全て真実なのですが、、、今の私しか知らない方は「藤木さんは営業に、本当に向いている性格ですよね!」と言います。
今は物怖じはしないですし、誰とでも会話をしようと思えば出来ます。社交的にも見えるでしょう。
「藤木さんだから、出来たんだ。」と思う人もいます。人は、出来た時だけ見て「藤木さんみたいな性格の人はできるけれど、私には出来ない。」と思います。
でも、私が自分で営業が苦手なのを克服したからこそある、今なんです。その部分を理解してもらえると嬉しいです。
営業をする時は、自分を演じる
元々、私は全く営業に向いていない人間ですが、人の紹介でたまたま営業の会社に入社しました。
ひどいブラック企業でした。素直な性格だったので、真面目に働きました。
フルコミッション(完全歩合)だったので、営業成績を出せない時は本当に貧乏をしていました。近くに安いスーパーがあったので、毎日お昼ごはんは惣菜を少しだけ買って生活していました。
人と話すのも苦手ですし「なぜ、知らない人と笑顔で会話しないといけないのだろう?」と思うくらいダメ人間でした。
このままではいけないと思い、覚悟して営業活動を始めました。自分の素で、仕事ができる人もいるかもしれませんが、私には出来ませんでした。
そこで、「自分自身を演じること」にしました。
当時の憧れの先輩の真似をしながら、出来ている自分を演じました。自信なんてありません。
ただ、根拠のない自信だけを持って行動しました。
先輩が手取り足取り教えてくれるような、恵まれた環境ではなかったです。見よう見まねで、自信があって営業が出来ている人間を演じました。
実際には、結果も自信もありませんでした。しかし、演じていくうちに結果が後から付いてきました。
知識が増えたことや人と話をしていくうちに慣れてきた部分よりも「根拠のない自信を持って、人と接していた」ことが結果に繋がりました。
家族といる時、一人でいる時の素の自分で仕事に出る方はほとんどいないと思います。
どうせ、演じるなら「なりたい自分」「営業が出来ている自分」をしてみませんか?
演じていくうちに、今の「営業としての藤木美香」と「素の藤木美香」が、どちらも自然と私自身になりました。
お金も経験も関係ないので、誰でも出来ます。ただ、初めは違和感があるかもしれません。しかし、やってみると結構、楽しいのでチャレンジしてみてください。
これだけで、変われるならラッキーではないでしょうか?騙されたと思って、してみることをオススメします。
営業が苦手なら、営業をしなくても良い環境作りをする
何をどうやっても「営業が苦手」なのが変わらない人や、何年も営業を経験してステップアップをしたい方は営業をしなくても良い環境を作る行動をするのもオススメです。
私自身は、営業が出来るようになりましたが「いつまで、営業活動をずっと頑張らないといけないんだろう?」と感じるようになりました。少し疲れた時期があったんです。
仕事が嫌いではないです。しかし、時間も体力も有限なので違う方法はないかと模索しました。
色々な経営者と会って話を聞き、アメリカにも行きました。インターネットでも、検索しました。
何か方法は、ないのだろうか?とコンサルタントの方から学んだり、お金や時間や労力を費やしました。
インターネットをビジネスや、営業活動に活用するべきだということは分かりましたが、今までの経験と違うので何から始めていいのか?が理解出来ませんでした。
「やっぱり、私には無理なんだろうか?」と思いました。
人間はやったことがないことや、出来たことがないことにたいして苦手と思ってしまう傾向にあるのかもしれません。
それは、営業をやり始めた時も同じでした。必ず、打開策はあるはずだと、5年以上探し続けて、やっと答えが見つかりました。
営業をしなくても良い環境とは?
営業の中で、大変なのは主に新規開拓・クロージング(契約締結)ではないでしょうか?
インターネットを使って、この2つをスムーズに楽に出来るようにすることが営業をしなくても良い環境作りに欠かせないことです。
クロージングは、いきなりは難しいかもしれません。これからの時代、新規開拓はインターネットでやるべきだと私は考えています。
対個人の営業の場合、自分の足や時間を使ってリアルにお客様に会いに行くだけでは限界がきます。対法人の営業の場合でも、同じです。
欲しいかどうかも分からない・ニーズがないかもしれない人に時間や労力を使いすぎるのは効率的ではありません。
ニーズがある方を、インターネットを活用して情報配信をして見つけることが大事です。
私は、その1つとしてFacebook集客をしています。
Facebookを活用して、出会った人は1,000人以上います。そのおかげで、3億円以上の売り上げを上げることができました。
全てをインターネット上で終わらせる必要もありません。見込み客の方と出会うキッカケの1つにインターネットを取り入れてみることをオススメします。
営業が苦手な人に読んでもらいたい厳選本
営業で落ち込んだ時や、自信を失っている時にオススメです。
タイトルは、インパクトが大きいので身構えるかもしれませんが、中身は温かい話になっています。ただの営業のノウハウ本とは違う魅力があります。
どうしても営業は、攻め続ける仕事というイメージになってしまいがちですが、自分らしく営業をする道が見つかるきっかけになる本です。
著者は自分のことを、のび太と言っているのですが、おとなしい性格の方でも大企業の営業で活躍できたコツを語られています。
とても読みやすいので、普段あまり営業本などを読まない方でも読めます。
Amazonのリンクに飛びます。
のび太でも売れます。 トップセールスが明かす世界一ゆるい営業術
営業が苦手でも、簡単に克服出来る3つのコツ まとめ
いかがでしたでしょうか?
営業講師をしている人間が、営業をしなくても良い環境作りをしようとは言わないかもしれませんね。
それぐらい、柔軟にいかないと今の変化の時代は渡ってはいけません。
営業が苦手でも、簡単に克服出来る3つのコツとして
1.営業が出来る人間と比較をしない
2. 営業が苦手だという自分の思い込みに気付く
3. 営業が苦手な人の方が、出来る営業マンになれる
というお話をさせていただきました。人と比べて落ち込む必要は全くありません。人と比べて、得することもありません。
営業が苦手だと思い込んでいるのは、自分だけだということに早く気付きましょう。
営業が苦手だと感じるほど、真剣に仕事に向き合っている方だからこそ出来る営業マンになれます。
トップセールスマンも、営業が苦手だった方は多いです。安心してください。
あなただけではないです。私も、同じように営業が苦手だと思っていました。営業には絶対向いていない私(藤木美香)の話もしましたね。
1. 営業をする時は、自分を演じる
着飾ったり、必要以上に見栄をはる必要はありません。根拠のない自信で良いので自信をもって、なりたい自分を演じてください。
演じていくうちに新しい自分が馴染んできて、自然になります。
2.営業が苦手なら、営業をしなくても良い環境作りをする
いつまでも新規開拓に走り回り、頭を悩ませるような毎日は辞めませんか?
むやみやたらと、数を当たるだけではなく、ニーズがある見込み客とインターネットを活用して出会える環境を作りましょう。
「営業が苦手」だと、自分で自分自身の可能性を止めるのではなく、「苦手だからこそ出来ること」を見つけることが成功の秘訣です。
私より営業に向いてない人間も少ないと思うので、出来るようになります。きっと大丈夫です。
この記事が、あなたの背中を押すキッカケになれば嬉しいです。
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